べらぼう|第11〜20回|名言迷言ダイジェスト
ここからは第11回〜20回の名言迷言を紹介します。
第1回〜第10回の名言はこちら

第11回|富本、仁義の馬面|名言迷言ダイジェスト
ここからは第11回の名言や迷言を紹介します。
忘八「てめぇ それだけいいにきたのか!」
忘八がブチギレたシーンより。
こんなセリフが許されるのは忘八くらいですね!
扇屋「一回くらいのつまづきで挫けてるんじゃないよ」
扇屋さんが蔦重に放ったセリフより。
これは名言中の名言かもしれません。大事にしたい言葉ですね。
大文字屋「にわかを祭りにするんやー」
大文字屋が放ったセリフより。
なんだかめちゃくちゃテンションが上がっています。すごいです。
大黒屋「馬面大夫を知らないなんて、あんた本当に江戸っ子かい?」
安達祐実さん演じるりつ(大黒屋)が放ったセリフより。
馬面大夫という名前からいって興味をそそられますよね!
かをり「主様となら、たとえ火の中水の中」
かをりさんが蔦重に放ったセリフより。
初代ポケモンの歌詞でしょうか。初代ポケモン世代としてはテンションが上がります。
門之助「あたぼうよ。やらいでか」
役者の門之助が放ったセリフより。
返事が粋です。カッコ良すぎます。
馬面大夫「千種の中に恋草は〜♪月の桂の男ぶり」
馬面大夫が放った(歌っている)台詞(歌詞)より。
大夫がカッコ良すぎてだいぶファンになってしまっています。
蔦屋重三郎「この江戸にいながら一度も芝居を見ずにこの世に別れを告げるものもおります」
蔦屋重三郎が放った台詞より。
芝居も見れずにこの世を去っていく人も多かった江戸時代。なんとか平和でよりより世の中にしたいですね…。
馬面大夫「こんな涙見せられて断れる男がどこにいる」
大夫が放った台詞より。
男前すぎて惚れたまうやろーです。カッコ良すぎます。
鳥山検校「そなたの望むことはすべて叶えると決めた」
検校が瀬川(=瀬以)に放った台詞より。
男の中の男すぎて震えてしまいそうです。カッコ良すぎます。
馬面大夫「あいつを助けてやりたいねえ。それが男ってもんだろ」
大夫が放った台詞より。
カッコ良すぎて惚れてしまいます。それだけです。
第12回|俄なる『明月余情』|名言迷言ダイジェスト
ここからは第12回の名言や迷言を紹介します。
喜三二「神田や山王の祭りは町が割れているから競い合って面白い」蔦屋重三郎「割れてんのも悪くねえのか!」
平沢様(喜三二)が蔦重に放ったセリフより。
逆転の発想というやつですね。競い合ったりするといいものが生まれますよね!
忘八「べらぼうが!宝暦の色男を知らねえやつはいねえだろ」
忘八が蔦重に放ったセリフより。
平沢様はやはり巷では有名人なのですね。
新「エレキテルの注文が入って作っている」
新が放ったセリフより。
平賀源内さんはエレキテルでだいぶ儲けているような気がします!
松の井「祭りに神隠しはつきものでやんす。お幸せに」
松の井が放ったセリフより。
粋な女性すぎて泣きそうです。
喜三二「祭りは神様がきているから、普段は起きないことが起こるんだよ」
喜三二が蔦重に放ったセリフより。
まるで全てを総括したようなセリフですね。
第13回|お江戸揺るがす座頭金|名言迷言ダイジェスト
ここからは第13回の名言や迷言を紹介します。
鱗形屋「何か御用か九日十日」
鱗形屋が蔦屋重三郎に放ったセリフより。
いちいち受け答えすらも粋ですね。
鱗形屋「てめえ(蔦屋重三郎)にはあんな立派な茶屋があるんだから本屋なんてやらなくていいだろ!」
鱗形屋が蔦重に放ったセリフより。
確かにこれはそう思います。持っている人ほど貪欲に
西の丸モブA「七光りが歩いておるぞ」西の丸モブB「どこだ光っていなくて見えないぞ」西の丸モブC「光っているのは親の光だけよ」
西の丸モブたちが平蔵に放ったセリフより。
ねちっこいというかくだらないというか残念な人たちですね。
平賀源内「エレキテ〜ル、ウレテ〜ル」側近「ウレテ〜ル、ウレテ〜ル」
平賀源内が放ったセリフより。
平賀源内さん、やはり好きです!
平賀源内「本ってのは人を笑わせたり泣かせたりできるじゃねえかよ」
こちらも平賀源内のセリフより。
蔦屋重三郎の心にもビシッと響いたのかもしれません。
森「座頭金に手を出し、かくなるまでに追い込まれました。一家揃って逐電。出家をしたまでにございます」
森さんが坊主になって放ったセリフより。
息子ともども出家とは辛いですね…。
鳥山検校「いくら金を積まれようと心は売らないということだな」
鳥山検校が瀬以に放ったセリフより。
なかなかに残酷で厳しめの言葉ですね…!
瀬以「人というのはどうして己の心は騙せぬのでございましょう」
瀬以さんが放ったセリフより。
なかなかに深い言葉です。第13回のナンバーワン名言と言っても過言ではないでしょう!
第14回|蔦重瀬川夫婦道中|名言迷言ダイジェスト
ここからは第14回の名言や迷言を紹介します。
大黒屋「男たるもの、一国一城の主を目指さねえと!」
大黒屋が放ったセリフより。
そうです、僕もいつまでもサラリーマンとして埋もれている場合じゃないですね…!でも優秀じゃないから独立とかできないんですよね…。
蔦屋重三郎「ありがたや〜この上なくもありがたや〜持つべきものは駿河親父〜♪」
蔦屋重三郎が放ったセリフ(詠)より。
なんだか最近、駿河の親父様が優しい気がします、気のせいでしょうか?!
蔦屋重三郎「やろうぜ、それ!瀬川が考えた瀬川もの!」
蔦屋重三郎さんが放ったセリフより。
瀬川の話を面白おかしく書いた瀬川ものが流行ったこの時代、それを逆手にとって瀬川本人が瀬川ものを書いてしまおうというなんとも大胆な発想です。
駿河屋・妻「世の中には検校を腹の底から憎んでいる奴もいる」
駿河屋の親父の妻が放ったセリフより。
瀬川の厳しい現状がひしひしと伝わる台詞です。
瀬以「こう見えて修羅場には慣れておりんす」
瀬以さんが放ったセリフより。
なかなかに説得力のある台詞です。確かに修羅場くぐり抜けていそうですね。
鳥山検校「そなたの望みはなんであろうと叶えてやると決めたのは私だ」
鳥山検校が放ったセリフより。
なかなかに男というかカッコ良すぎます。悪徳な貸付をしていたのは罪かもしれませんが、男としてはかっこいいなと思います。
瀬以「巡る因果は恨みじゃなくて恩がいいよ。恩が恩を呼んでいく方が絶対いいよ」
瀬以さんが放ったセリフより。
これは第14回のナンバーワン名言と言っても過言ではないでしょう!!!
瀬以「夢を現にうつすには弱みを一つでも抱えない方がいい」
瀬以さんが放ったセリフより。
おっしゃる通りすぎて何も言い返せません…。その通りです。
瀬以「わっちを探す代わりに、夢を、あんたはそこで夢を見続けてほしい」
瀬以さんが放ったセリフより。
愛する人を探す代わりに、追い続ける夢ってなんなんですかね。壮大な夢すぎません…???
瀬以「いつでもわっちを守り続けてくれた思い。長い長い初恋を、ありがた山のトンビガラス」
瀬以さんが放ったセリフより。
想いあっていても結ばれない二人が切なくて切なくて涙が出そうで出ないです…。
第15回|死を呼ぶ手袋|名言迷言ダイジェスト
ここからは第15回の名言や迷言を紹介します。
平賀源内「エレキテルはイカサマ。源内は口だけって悪口言われてる(ブチギレ)」
平賀源内が蔦屋重三郎に放った台詞より。
なんだか最近、平賀源内さんは荒ぶっている気がします。どうなる源内さん!
喜三二「売れる売れないはどうでもいいんだよ。楽しければそれでいいし、大事なのは誰とやるかだよ」
喜三二さんが蔦屋重三郎に放った言葉より。
なんだが平成や令和のベンチャー企業・スタートアップ界隈で聞くような台詞ですね。喜三二さん、さすがです!
平賀源内「過ぎたことにとらわれすぎるのも時間の無駄かなと」
平賀源内が放った言葉より。
これはなんだかんだで名言ですね…!さすがです、源内さん。
松平武元「これを機にお主を嵌めるなどせぬ。まことの外道を見逃すほど私は愚かではない」
松平武元が田沼意次に放った言葉より。
松平武元って田沼のことばかり邪魔するいけ好かない老害かと思っていたら、忠義に厚い有能幕臣だったんですね!!!好感度爆上がりです!
松平武元「そなたの考えは好かぬ。そなたは金の力を信じ過ぎているように思う」
松平武元が田沼意次に放った台詞より。
おっしゃる通りすぎてぐうの音も出ないですね…!
第16回|さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)|名言迷言ダイジェスト
ここからは第16回の名言や迷言を紹介します。
蔦屋重三郎「芝居の本筋に関わらないところでサラッとウチの店の名前を出してくださいよ」
蔦重が放ったセリフより。
これは現代のタイアップ広告やマーケティング手法にもつながる発明というか素晴らしいアイデアだと思います。さすが蔦重です。
喜三二「いい話じゃねえか。恩が恩を呼ぶめでてえ話だよ」
喜三二さんが蔦重に放ったセリフより。
蔦重もなんとか書き切ったみたいですね!!!瀬川にもこの作品が届くといいですね^^
平賀源内「俺には何が夢で何が現かわからない」
平賀源内が田沼意次に放ったセリフより。
もう源内先生がボロボロになる姿は観ていてとても悲しくなりました…。
源内先生もきっと無念だったことでしょう。
平賀源内「あめつちの てをちぢめたる 氷かな」
平賀源内先生が獄中死をする前に放った言葉より。
平賀源内先生、おさらばええでございます…。
蔦屋重三郎「忘八!この忘八が!」
蔦重が田沼意次に放ったセリフより。
予告編で見た時はてっきりいつもの忘八たちに放ったと思っていましたが、田沼様にだったんですね。命知らずというか無礼者ですね。
蔦屋重三郎「わかんねえなら楽しいこと考える。それが俺の流儀なんで」
蔦重が放ったセリフより。
源内先生が死んでしまったことは実は嘘で、牢獄からうまく逃げたってことにしようと妄想する蔦重。
瀬川ともそうやって楽しく考えるということを二人でやってましたね…。
須原屋市兵衛「源内先生の本を出し続けることが源内先生の心を生き続けることになるだろうよ。伝え続けていかねいといけないな、どこにも収まらなかった男がいたってことを」
悲しみに暮れる蔦重に須原屋市兵衛が放ったセリフより。
これは名言ですね。第16回のNo1名言かもしれません!
第17回|乱れ咲き往来の桜|名言迷言ダイジェスト
ここからは第17回の名言や迷言を紹介します。
役者(本重)「細見を…急ぎます」
蔦重をモデルにしたと言われている本重役を演じる役者さんが放った言葉より。
これが実際の世界でも話題になったようで、江戸での蔦重の人気も加速していきます!
女性達「細見を急ぎますって言ってください」蔦屋重三郎「…細見を急ぎます」女性達「きゃあーー(大興奮)」
蔦重のファンらしき女性達と蔦重のやりとりより。
すっかり人気者の蔦重ですね^^
ふじ「おしかけ山のホトトギス」
蔦重達を手伝いに来てくれたふじの台詞より。
ありがた山同様、何だか粋な言葉ですね!!!
蔦屋重三郎「ひとつだけ勝ち筋を見つけたんでさあ」
蔦重が放った台詞より。
この勝ち筋を見つけることがどれだけ難しいことかということですよね。
蔦重は勝ち筋を見つける天才だったのかもしれません!
鶴屋喜右衛門「とにかく守りを固めましょう。やつ(=蔦重)が入り込む隙がないように、往来本を売って売って売りまくりましょう」
鶴屋喜右衛門が放った台詞より。
兎にも角にも蔦重をぶっ潰そうってことですよね。蔦重包囲網というやつでしょうか!
蔦屋重三郎「俺ゃこれを死ぬまで使いまさ」四五六「貧乏くさえ。5年使ったら作り直しに来やがれ べらぼうめ!」
蔦重と四五六のやりとりより。
なんだかホッとするというか和やかな雰囲気ですね^^
四五六「こりゃ俺が彫った板で作る本 娘みてえなもんじゃねえか。うちの娘だけが見向きされないってのはよ…」蔦屋重三郎「四五六さん、この子はね。この本を娘のように思う親父が山のようにもいるんですわ」四五六「…あ、(板が)笑った(板を見ながら)」
蔦屋重三郎と四五六のやりとりより。
四五六の人となりがジンジン伝わってくるシーンです。
自分が彫った板で生み出される作品を娘のように思うなんて何だか粋ですね!!!
語り「蔦重が山のように取材をしていたのは、内容に対する意見や知識を聞く目的というより、むしろ本造りに関わらせることでした。自分の関わった本は自慢したいし、勧めたいのが人情。つまり関わったその人達は味方になる。その味方を拠点とし、売り先は加速度的に増えていき、蔦重は独自の販路を確保したのでした」
語りが状況を説明してくれるシーンより。
蔦重はやり手であり、策士であり、味方であれば心強いですが、敵としてはあまりにも手強すぎる、そんな存在ですね!
蔦屋重三郎「耕書道を日の丸一の本屋にすることしか恩に報いることができないんでさ」
蔦重が義兄に放った台詞より。
お世話になった人たちのためにも耕書道を大きくするという蔦重の想い、純粋にかっこいいと思います!!!
第18回|歌麿よ、見徳は一炊夢|名言迷言ダイジェスト
ここからは第18回の名言や迷言を紹介します。
語り「人別とは今でいう戸籍、住民票のようなものです」
語りが説明するシーンより。
捨吉には人別がないということも併せて紹介されています…。
医者「処方したのはただの眠り薬ですよ。しっかり休めば治るでしょう。治ならければ本当に病でしょう」
医者がまあさん(喜三二)に処方した薬の種明かしをするシーンより。
プラシーボ効果的なやつでしょうか。流石に眠り薬ってひどくないですか…。
蔦屋重三郎「おじゃま〜山」
蔦重が捨吉を訪れるシーンより。
ありがた山はじめ、蔦重は山が好きなのかもしれませんし、好きじゃないかもしれません。
兎にも角にも粋ですね^^
捨吉・母「いい加減、てめえの食い扶持稼ぎやがれよ」
回想シーンより。
捨吉の母は幼い捨吉に酷いことをしていました…。
生活するためとはいえ虫唾が走ります…。
捨吉・母「あんたはどうしたって死なない。人の命を吸い取る、そういう子だからね!鬼の子だからね(罵倒)」
回想シーンより。
息子に言うようなセリフではなく、もう言葉になりません…。
捨吉「ここで唐丸として出直してえ。そう思ったんだよ」
捨吉が過去を語るシーンより。
蔦中と出会って、唐丸として人生をやり直そうとしたんですね…。
母親の元ヒモのせいでその願いは叶わないわけですが…。
捨吉「助けちゃいけねえんだよ、俺みたいなゴミは」蔦屋重三郎「そうだな。俺はお前を助けることはできねえわ」捨吉「・・・」蔦屋重三郎「でもお前が生きてえんだったら手伝うことはできるぜ」捨吉「?!」
捨吉と蔦重のやりとりより。
悲観的になっている捨吉を見ているとなんだか悲しくなりますね…。
蔦重と捨吉の心が再び繋がる兆しが見えましたね^^
豊章「(捨吉を)返せよ。俺が世話したんだよ」蔦屋重三郎「そいつは俺の義理の弟なんで!」豊章「んなデタラメだろ!」蔦屋重三郎「ほら人別!」豊章「・・・」
豊章が捨吉を連れ戻しに来たシーンより。
しっかり仕入れた人別が早速役立ちドヤ顔の蔦重だったのでした。
蔦屋重三郎「うまくいけば、飛んで火に入る夏の武士だぜ♪」
蔦重が放った台詞より。
飛んで火にいる夏の虫と言わないあたり粋すぎますね^^
捨吉「俺、人別なんて初めてだ…」
捨吉が蔦重に放った台詞より。
捨吉が戸籍を手に入れた瞬間です。感謝感激雨霰です。
蔦屋重三郎「歌麿ってどうだ?お偉いところの息子だと勘違いされて仕事増えるかもだぜ♪」
蔦重が歌麿に放った台詞より。
確かに麿とつくとなんだかお偉いさんと関係あるような気がしないでもないです。
蔦重発想力には舌を巻かずにはいられませんね!
蔦屋重三郎「俺は瀬川も源内先生もみんな救えなかった。だからお前を救うことで救われるのは俺でさ。歌麿、あの時の約束を守らせてくれ。お前を当代一の絵師にしてやる。だから死ぬな」歌麿「義弟が義兄さんのいうことに逆らうわけにはいかないですね」
蔦重が歌麿に放った台詞より。
昔、唐丸時代の歌麿に蔦重が放ったセリフに重ねて、あの頃の約束を守らせて欲しいと語る蔦重は本当にかっこいいですね。
蔦重と唐丸(歌麿)の名コンビが復活です。これは名言、紛れもない名シーンです!
蔦屋重三郎「どうやったらこんなふざけた話を思いつくんですか?」喜三二「まあ、息子のおかげかな!あれからすっかりやんちゃになってよ。とんだ放蕩息子だぜ★」
蔦屋重三郎と喜三二のやりとりより。
ふざけた(ユニークな)話を考えるにはひらめきや運、時には不運なことも糧になることがあるんですね!
須原屋市兵衛「また一つ江戸生まれの本屋がなくなっちまうんだ」
鱗の旦那が店を畳むということを会話するシーンより。
須原屋もなんだか悲しそうです…。
第19回|鱗(うろこ)の置き土産|名言迷言ダイジェスト
ここからは第19回の名言や迷言を紹介します。
忘八「これじゃカボチャに顔向けできねえな」
大文字屋の死を悲しむ忘八達のシーンより。
かぼちゃ(=大文字屋)はもっと長生きすると思っていたのに残念です…。
喜多川歌麿「絵ってのはうまくはなるけど、味を出せるかは別。天分みたいなものかなぁ」
歌麿が放ったセリフより。
確かにうまさだけでないその人ならではの「味」こそ大事だったりしますよね!
僕も、僕にしか出せない「味」を大事にしていければと思います!
須原屋市兵衛「春町先生は葬式みたいな顔してたぜ」
須原屋が放ったセリフより。
人は本当にしんどいときには葬式みたいな顔をするそうです。
僕も社会人2年目に仕事で大きく伸び悩み、どうにもこうにもいかない時には会社で葬式みたいな顔をしていたみたいです。
そんな僕を見かねて、部署の違う先輩が僕に声をかけてくれてご飯に誘ってくれたりしました。
今思うとお節介というか本当にいい人ですよね…。そのような心配りに感謝しかありません。
その人にこの記事が届くといいなと思います(まあ、届かないでしょう笑)
須原屋市兵衛「波に乗ってるやつは強いね、うん」
須原屋が放ったセリフより。
波に乗っている蔦屋重三郎の勢いは半端ないです。
僕も早く波に乗りたいです。乗れるかな…。波も来ないけど…。
須原屋市兵衛「おまえさん(=鱗形屋)の方にはここを発つ前に(蔦屋重三郎に)償いてえみたいなものはねぇか?」
須原屋が鱗形屋に放ったセリフより。
こんなことを面と向かって言えるなんて須原屋もなかなかに強心臓です。
鱗形屋「おまえさん、鶴屋さんから春町先生をかっさらってくれねえか。このままじゃ恋川春町は潰れちまう。どうかトンビが油揚げさらうがごとく掻っ攫って暮れの鐘」蔦屋重三郎「じゃあ俺と共にアンジを考えて暮れの鐘」鱗形屋「おうよ。んなもん、お安い御用の丑ってもんよ」
鱗形屋と蔦屋重三郎の文通より。
なんだかんだでこの二人は仲違いするまでは息もぴったりでいいコンビでしたからね!
ここにきて名コンビの復活は胸熱な展開です!!!
喜三二「春町ってのはな、誰もやってねえことをやりたがるんだよ」
喜三二のセリフより。
わかります。人と同じことばかりやっていても評価されないし、真似とか二番煎じって言われますもんね。
僕も何かしらオリジナルで先人になってみたいものです。
50歳くらいまでには「誰もやってねえことで」ことで何かを成したいなと思います。
喜多川歌麿「あのさ、いっそ絵から考えるってのはねえの?行き詰まってるならこんな絵を見てみてえから入るのはどう?」
歌麿が放ったセリフより。
逆転の発想というか救世主というかなんというかというやつです。
恋川春町の大ファンだったからこそ出たアイデア(=願い)だったのかもしれませんね^^
蔦屋重三郎「100年先の髷…。100年先の髷ってどうなっているか見てみてくねえすか?」
蔦重が歌麿の先のセリフを受けて思いついたアイデアより。
100年先の髷は僕も気になります!天才ですよね蔦屋重三郎さんは!!!
蔦屋重三郎「これから先の江戸を描きませんか?誰も観たことのない100年先の江戸を」恋川春町「100年先の江戸を?!」蔦屋重三郎「他の誰でもない春町先生の描いた、奇天烈でけど膝打つような、そんな100年先の江戸を見てみてえんすよ俺は」恋川春町「でも、俺は…」喜三二「鱗の旦那も見てえんじゃないかな。おまえさん(=恋川)の描く100年先の江戸を。きっと誰よりも見てえと思うよ」
蔦屋重三郎と恋川春町、そして喜三二のやりとりより。
100年先の江戸を描くというアイデアにワクワクが止まらない春町先生が可愛いですね^^
徳川家治「実のところ、余の血を繋ぐのが怖いというものもある」
徳川家治のセリフより。
将軍家ともなると言葉が重くなりますね…。
徳川家治「蓋をあけてみれば跡を継げる男子はあの家しかおらん。これは果たして偶然か?」
徳川家治のセリフより。
本当に蓋をあけてみれば、一橋家のいいように条件が整えられているわけですね…。
さすが策士、さすが人形使いの生田斗真です…。
徳川家治「そなたらはまさしく父上の知恵袋であった」
徳川家治が田沼意次に放ったセリフより。
全幅の信頼を置いていたということがひしひしと伝わってきますね^^
徳川家治「血筋は譲ろう。しかし知恵・考えは譲りたくない」
徳川家治が放ったセリフより。
意思が強くてかっこいいですね…!
徳川家治「10代家治は凡庸なる将軍であった。しかし一つだけ素晴らしいことをした。それは田沼主殿頭を守ったことだ。主殿がいなければ今日の繁栄はなかったのだから。余は後の世にそう評されたい。叶えてくれるか?」田沼意次「恐れながら…(大号泣)」
徳川家治と田沼意次のやりとりより。
思わずここは感動してしまいました。こんな言葉をかけられるなんて田沼意次も心から嬉しいでしょうね。
蔦屋重三郎「いや、知らぬが花の吉野山でしょ」
蔦屋重三郎のセリフより。
出ました粋な言葉遊び。さすが蔦屋重三郎です!
鱗形屋「おめえにもらってもらいてえものがあるんだよ」蔦屋重三郎「…これ塩売文太ですか?」鱗形屋「よくわかったな!大昔にうちが出した赤本でな。うちの絵草子の始まりみてえなもんだ。俺に青本を作らせてくれたのはおめえだ。だからなんだかおめえにもってて欲しくてよ。…やっぱりいらねえよな?こんなもん…」蔦屋重三郎「これ…はじめて買った本なんでさ(号泣)。駿河の親父様に初めてもらったお年玉握りしめて買いにいって…。これ鱗形屋さんのだったんですね。俺にとっちゃこれ以上ねえお宝です。これ以上にねえ宝をありがとうございます…。え!何で泣いているんですか?」鱗形屋「だってよ、うちの本よんだガキが本屋になるなんて。びっくりがしゃっくりすらぁ!」
鱗形屋と蔦屋重三郎のやりとりより。
ちょっと長いんですが、もうやりとりが名言というか名文というか控えめにいって最高すぎます。
なんだかんだで二人はきっとお互いを認め合っていたんですよね…!
立場上、仲良くすることはできなかったですが、それでも二人には通ずるものがあったのでしょう。
間違いなく第19回のNo1名言でしょう!
西村屋「今年出た青本の番付だって。すべてを読んで比べているらしいよ」
西村屋のセリフより。
その年に出た青本を全て読んで番付をつけるなんて恐ろしすぎますね…。
作った人はぶっ飛んでいますよね、間違いなく…!
りつ「(番付は)太田南畝が書いたんだよ!」蔦屋重三郎「ああ寝惚先生か!」語り「それは平賀源内にその才を激賞されたかつての天才少年です」
りつと蔦重のやりとりと、それを補足する語りの説明より。
ここにきて源内先生と関わりのある人が出てくるとなんだか嬉しいですね。
平賀源内先生大好きだったな〜。最期は悲しかったけれど…。
第20回|寝惚(ぼ)けて候|名言迷言ダイジェスト
ここからは第20回の名言や迷言を紹介します。
岩戸屋「難癖つけられたところで今年1番評判の良い本を置いてない本屋はまずいって言い訳できる」
岩戸屋(市中の本屋)が蔦屋重三郎に放った台詞より。
確かに人気No1や評価No1の本を置いていないなんて本屋としてはよくないですよね。
やはり何かにおいて1位を獲ることは大事なんだと改めて感じたエピソードでした。
蔦屋重三郎「清長のものをそのまま写すのではなくてあたかも清長が描いたようなもので新しいものを描けるか歌麿?」
蔦屋重三郎が歌麿に放った台詞より。
いわゆる書き写し(トレース)ではなく、〇〇風で新しいものを創っていくという蔦屋重三郎の考えはまさに令和の生成AIに考えが近いかもしれません。
著作権問題などは頻発していますが、生成AIでジブリ風やドラえもん風、アンパンマン風など画風に合わせて新しい画像をつくるというのが令和でも流行りましたが、それを蔦重は江戸時代に歌麿とともに成そうとしていたということでしょうか。天才すぎますね!
島津「私は蘭癖大名ゆえ」
自称蘭癖大名が放った台詞より。
蘭癖大名の徹底ぶりには目を見張るものがあります。
田沼意次「正直なところ大奥としてはどちらがいい?」
田沼意次の台詞より。
これはなかなかに黒い田沼様です。
大奥を味方につけておくことは大事ですからね^^
蔦屋重三郎「第二の雛形若菜、第二の清長。その名も雛形若葉!」
蔦屋重三郎が放った台詞より。
先行者利益のあった雛形若菜を一気に潰そうとする蔦重はさすがすぎます!
西村屋「雛形若葉ってなんだいこれ?」
西村屋が雛形若葉を見て放った台詞より。
まあ、そうなりますよね。視聴者の中にも驚いた人が多いのではないでしょうか!さすが蔦重です!
西村屋「ずいぶん汚ねえやり方してくれるじゃねえか!」蔦屋重三郎「本当ありがとうございます!汚ねえやり方でもありって教えてくれたのは西村屋さんですから☆」西村屋「・・・」
西村屋と蔦屋重三郎のやりとりより。
文句を言いに来た西村屋を一蹴する蔦屋重三郎が最高すぎます。
西村屋さんは汚いですからね。ああ、過去の蔦屋重三郎への仕打ちを思い出しただけで反吐が出そうです…。西村屋さんは汚いし、陰湿なのでどんな手を使ってくるか今後も注視しないといけません。
岩戸屋「じゃ、これからは堂々と蔦重の本を仕入れるよ☆」
岩戸屋が鶴屋や西村屋に放った台詞より。
岩戸屋は立ち回りが上手すぎます。蔦重もこの機にうまく乗りましたね^^
鶴屋「私は蔦屋さんが作る本など何一つほしくはない」蔦屋重三郎「わかりました。鶴屋さんが欲しいと思うような本を作れるように頑張ります☆」
鶴屋と蔦屋重三郎が放った台詞より。
この二人はバチバチしていますが、鶴屋さんの陰湿さというか根暗そうなのにうるさいのはみていてイライラしますね。モンスターペアレンツのようなうるささと、ねこっちい陰湿さ・根暗さを兼ね備えているので、彼を「根暗モンペ」くんと名付けたいくらいです。
蔦重には鶴屋と西村屋には勝って欲しいですね!
徳川家治「余のことはうまく使え主殿」
徳川家治が田沼意次に放った台詞より。
もう最高に信頼していて、二人の絆が眩しいです。
本当にこんな信頼関係があったらめちゃくちゃ美しいですね。実際はどうだったかはわかりませんが!
太田南畝「鰻はやはりムラムラありたい」
太田南畝が狂歌の会で放った台詞より。
太田南畝は強烈で面白すぎます。これからも何度か登場するようなので楽しみです^^
蔦屋重三郎「狂歌あれは流行る。俺が流行らせるぞ〜!!!」
蔦重が放った台詞より。
太田南畝たちの狂歌のやりとりをみていたら、そう思うのも無理はないですよね!
俺が流行らせるぞ〜!という最後のセリフも素敵です!さすが江戸のメディア王です!
第21回|蝦夷桜上野屁音|名言迷言ダイジェスト
ここからは第21回の名言や迷言を紹介します。
蔦屋重三郎「(狂歌は)てめえの言葉で和歌を読むだけですよ☆」
蔦重が放った台詞より。
わかりやすい説明ですね。狂歌、なんだかとても面白そうですね^^
一橋「さすが遅れてきたモノノフと言われるだけある」
一橋が松前を評して放った台詞より。
遅れてきたモノノフってなんだかかっこいいですね^^
田沼意次「オロシャと交易をしてはどうかと考えております」
オロシャとはざっくりいうと現在のロシアらしいです。
田沼意次も策略家ですね…!
太田南畝「ずっとやってきた老舗本屋ではなく、ずっとやってこなかったお前さんだからこそできることもあるんじゃねえか」
太田南畝が蔦重に放った台詞より。
これは名言ですね。さすが太田さんです!
太田南畝「お前さんには”そうきたか”がお似合い!」
こちらも太田南畝さんが放った台詞より。
そうきたか!って大事ですよね!太田さんは名言メーカーでもありますね!
蔦屋重三郎「お前(歌麿)は蔦屋史上最高のそうきたかになるんだ!俺がそうしたいんだよ!」
蔦重が歌麿に放った台詞より。
蔦重と歌麿のコンビは大好きです。ぜひ二人にはこれからも頑張ってほしいですね^^
おわりに
いかがでしたか?
このページでは大河ドラマ「べらぼう」の名言や迷言をまとめて紹介しました。
少しでも皆さんの参考になりましたら幸いです。
それでは今回はこの辺で!
(随時、更新予定です)
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